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Sudoku365 をつくった理由

HiroHiro · Game Designer @ StudyXSudoku365エッセイ
Sudoku365 をつくった理由

ナンプレというゲーム自体に、発明し直す余地はありませんでした。9 つの行、9 つの列、9 つのブロックに 1〜9 の数字を 1 つずつ。このゲームは何十年も前から、静かに完成されています。足りないと感じたのは、ゲームではなく「置き場所」でした。パズルが注意を奪い合う画面の中のひとつではなく、心を落ち着けて考える毎日の習慣になれる場所。それをつくろうとしたのが Sudoku365 です。

静かに考える、毎日の習慣として

スマートフォンの中にあるものの多くは、素早く消費されて素早く忘れられるようにできています。ナンプレはその正反対です。1 枚の盤面に向かっている間、私たちは持続的で構造的な思考をしています。走査して、消去して、推理して、確かめる。パズルは全部の注意を求めてきますが、その代わりに、マスがひとつずつ埋まって盤面が閉じていくときの、あの独特の満足感を返してくれます。

Sudoku365 では、この質を薄めるのではなく守りたいと考えました。だからアプリの中心にあるのは「1 日 1 問」という小さな約束です。連続記録は自動で管理され、昨日と今日をつなぐ 1 本の糸として、習慣に目に見える形を与えてくれます。プレッシャーとしてではなく、続いていることの証として。連続記録は、昨日もその前の日もちゃんと続けてきたことを、アプリが代わりに覚えていてくれる仕組みです。

邪魔をしないデザイン

ナンプレアプリの成功とは、アプリを使っていることを忘れてもらえることだと考えています。この信念が、デザイン上の判断のほとんどを決めました。インターフェースの主役は盤面です。それ以外の要素は、解くことに役立つものだけが居場所を得ます。候補を書き留めるメモ。本当に行き詰まったときのヒント。気軽に考え直せる「もどす」と「けす」。そして、小さなうっかりが 20 分の丁寧な積み上げを静かに台無しにしないための、ミスチェック。

見た目についても同じ考え方です。毎日の習慣は朝も夜もやってくるので、ライトテーマとダークテーマを用意し、朝の日差しの下でも夜の暗い部屋でも盤面が目に馴染むようにしました。何も点滅しませんし、何も急かしません。正直に言えば、目指したのは一般的なモバイルゲームよりも、よくできた紙のパズル本に近い佇まいです。

1 年 365 日、毎日に 1 問を

Sudoku365 という名前は約束です。4 つの難易度で 1200 問を収録しているので、1 年 365 日、毎日 1 問解いても数年ぶんの盤面があります。

問題数と同じくらい大切なのが、4 段階の難易度です。毎日の習慣は、ゲームとの関係の変化に耐えられなければ続きません。最初の 1 週間を支えてくれた「かんたん」の問題は、いつかウォームアップに感じられるようになります。そのとき、次に進める場所がアプリの中にあるべきです。かんたんからエキスパートまでの幅があるからこそ、同じ毎日の習慣が、まったくの初心者も、長年の愛好者も、あるいは 1 年後に上達した同じ人も受け止められます。スタッツと最速タイムはその道のりを静かに記録してくれるので、感じている上達を、数字でも確かめられます。

オフラインで、どこでも

毎日の習慣は、電波に依存してはいけません。電車はトンネルに入り、飛行機は離陸し、田舎道では圏外になります。接続と一緒にパズルまで消えてしまったら、自分のせいではないのに習慣が途切れてしまいます。

だから Sudoku365 はオフラインで動きます。すべての機能が、どこにいても。これは技術的なおまけではなく、「パズルは 1 日の中でいちばん頼れる数分間であるべきだ」という核となる考え方の一部です。iOS と Android の両方でお届けしているのも同じ理由です。毎日の習慣が、ポケットの中の機種に左右されるべきではありません。

自分たちが使いたかったアプリ

結局のところ、Sudoku365 は私たち自身のスマートフォンに欲しかったナンプレアプリです。1 日数分、静かに考えられる場所。尽きることのない問題数。邪魔をしないデザイン。電波に頼らない安心感。同じような習慣を探していた方の役に立てばうれしいです。

実際の使い方は始め方ガイドで、続けるコツは活用のヒントで、相性の確かめ方は Sudoku365 はどんな人のためのアプリ?でご紹介しています。関連記事は sudoku365 タグからどうぞ。

今日を、連続記録の 1 日目にしてみてください。

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