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AlphaGeorgeの使い方のコツ:毎日の試験対策を続けるために

Hiroki ObaraHiroki Obara · DeveloperAlphaGeorge使い方
AlphaGeorgeの使い方のコツ:毎日の試験対策を続けるために

AlphaGeorge は、ケンブリッジ英検の A1 から C2 までの6レベル、66ユニットを、診断テストで決まったレベルから順に進めていくアプリです。試験対策は、一度にたくさんやるより、毎日少しずつ続けるほうが身につくと私は考えています。続くかどうかは、アプリの機能よりも、毎日の10分ほどをどう組み立てるかで決まると思います。使い始めた方に伝えるなら、こんなことを話します。決まりではなく、提案として読んでいただければと思います。

最初の診断テストと最初のユニットまでの流れは、AlphaGeorge の始め方に書きました。この記事はその次の、2日目からの話です。

ウォーミングアップを毎日の入り口にする

ホームの「ウォーミングアップ」は、1日1回、5分ほどのセッションです。ディクテーションとシャドーイングを短く組み合わせていて、音声は自分のレベルの一つ下から出ます。少しやさしいので、疲れている日でも始められます。

私のおすすめは、まずウォーミングアップをして、それからユニットのレッスンに入る順番です。耳と口を先に英語に慣らしておくと、レッスンに入りやすくなります。ウォーミングアップでは、間違えてもハートは減りません。その日にレッスンをする時間がなくても、ウォーミングアップだけは終えておけば、リスニングとスピーキングが毎日の中に残ります。

終わるとカードの表示が「本日完了」に変わります。

ユニットは1日1レッスンで

ユニットには Lesson A「文法とリーディング」から Lesson E「スピーキング」までの5つのレッスンと、Review、Progress Check が並んでいて、前のレッスンを終えると次が開きます。

一日にユニットを丸ごと終わらせようとするより、1日1レッスンで進めるほうが続くと思います。1ユニットがおよそ1週間で終わる計算です。B1 の Pre-intermediate なら12ユニットあるので、3か月ほどになります。試験の日から逆算して、1日に進める量を決めておくと迷いません。

ハートは一日に分けて使う

無料プランでは、ハートが最大5つあります。レッスンやドリル、テストで間違えるとひとつ減り、5時間ごとにひとつ回復します。ホームのハートの表示を押すと、「次のハートまで」の残り時間が出ます。なくなったときは、「広告を見る」でひとつ回復できます。

私は、無料で続けるなら、練習を一日に二回ほどに分けるのがよいと考えています。朝にウォーミングアップとレッスンを一つ、夜にもう一つ、という形です。間にハートが回復しますし、時間をおいて二回触れるほうが、まとめて一回より覚えやすいと思います。

ハートが減るのは、間違えたときです。ハートを惜しんで慎重になりすぎる必要はありません。間違えた問題は解説を読む機会です。

週末にまとめて長く練習したい方や、広告をなくしたい方には AlphaGeorge Premium があります。2026年10月時点の日本の App Store で月額1,200円、年額6,000円です。広告がなくなり、ハートが無制限になり、終えたレッスンをやり直せます。無料のまま続けることもできます。

間違いは、その日のうちに見直す

レッスンの最後には「間違いを復習」があり、間違えた問題を確かめられます。解説は英語と日本語で出ます。

いちばん身につくのは、ここだと思います。正解の数を見て終わりにせず、間違えた問題の解説を一つずつ読んでください。同じ種類の間違いが続くなら、それが今の弱点です。

リスニングは、スクリプトを最後に見る

リスニングの問題は、音声を2回聞くと「続ける」が押せるようになり、「スクリプトを表示」で英文を確かめられます。

私は、2回聞いて答えるまではスクリプトを見ないのがよいと思います。答えたあとでスクリプトを読み、聞き取れなかった部分をもう一度聞き直す。これが、聞き取れなかった理由を知るいちばんの方法です。知らない語だったのか、知っている語が速くて聞き取れなかったのかで、練習のしかたが変わります。

スピーキングは声を出せる場所で

スピーキングの問題は、フレーズを声に出すと端末の音声認識が判定します。電車の中など、声を出しにくい場所では、ユニットのレッスンより、ボキャブラリーなどの特訓が向いています。

ウォーミングアップのシャドーイングは、声を出せないときに「この問題をスキップ」を押すと、ディクテーションに替わります。

すきま時間は特訓で

ホームの下には「ボキャブラリー」「英会話表現」「ディクテーション」「シャドーイング」の特訓が並んでいます。コースを開かずに、短い練習ができます。

待ち時間の数分なら、ボキャブラリーか英会話表現を一回、というのがちょうどよいと思います。ユニットは落ち着いて取り組める時間に、特訓はすきま時間に、と分けておくと、どちらも続けやすくなります。

中間テストと総合テストのレポートを読む

各レベルには「中間テスト」と「総合テスト」があります。終わると、点数と推定レベル、そして分野ごとに「しっかり到達」「成長中」「未満」のどれにあたるかがレポートで出ます。

点数より、このレポートのほうを見てください。どの分野が「成長中」や「未満」かが分かれば、次のユニットで特に気をつけて解く分野が決まります。総合テストで目標のレベルに届くと、公式のケンブリッジ英検を受けることを考えてみるよう、アプリがすすめてくれます。

やさしすぎたら、レベルを上げる

コースがやさしすぎると感じたら、コースマップの「コース難易度を上げる」で、診断テストで判定されたレベルまで上げられます。「診断テストを受け直す」こともできます。

何週間か続けて手ごたえが変わってきたら、診断テストを受け直してみるのがよいと思います。反対に、難しすぎると感じたときは、Premium なら「コース難易度を下げる」でやさしいレベルから練習できます。

スタンプとリマインドで、毎日の形を作る

ホームのカレンダーには、学習を終えた日に今日の日付をタッチしてスタンプを押します。並んだスタンプは、続けてきたことが目に見える形です。抜けた日があっても気にしないでください。

設定の「リマインド通知」では、曜日ごとにオンオフと時刻を決められます。「やり忘れ防止リマインダー」をオンにすると、その日まだ練習していないときに、あとでもう一度知らせてくれます。通勤の時間や夕食のあとなど、毎日同じ時刻にしておくのがよいと思います。

作文は、別に書く

アプリの Lesson D「ライティング」は、試験の作文のような長い文章を採点するものではありません。試験の作文は、ケンブリッジ英検の公式サイトにあるサンプル問題で書き、できれば先生に見てもらってください。

PET の作文の書き方はPET(B1 Preliminary)の対策に、FCE はFCE(B2 First)の対策にまとめました。アプリの問題はすべてこのアプリのために作ったもので、Cambridge University Press & Assessment の出版物ではありません。

次に読むなら

自分の受ける試験のレベルに迷ったらケンブリッジ英検はどのレベルを受けるべきかを、ほかの対策方法との違いはAlphaGeorge と他の対策方法の比較をどうぞ。

今週は、ウォーミングアップのあとにレッスンを一つ、という形から試してみてください。

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