Shogi365の始め方:はじめての詰将棋を、盤上で解く

詰将棋の本は、図面を見て、考えて、巻末の答えを開くものです。学びの大半は考えている時間にあり、がっかりするのはたいてい巻末を開いたときです。2手目の読みが違っていたと分かっても、なぜ違ったのかは本からは分かりません。Shogi365 には巻末がありません。自分で指して、盤が教えてくれます。この記事では、最初の10分でやることを順番にご紹介します。
Shogi365とは?
Shogi365は、iPhone と iPad で毎日1問、詰将棋を解くためのアプリです。攻め方は毎手王手をかけ、決められた手数ちょうどで玉を詰ませます。3手詰・5手詰・7手詰・9手詰を各1000問、合計4000問収録しています。オフラインで遊べて、アカウントもランキングもありません。
ステップ1:「遊び方」の4ページを読む
ホーム画面に「遊び方」のボタンがあります。短い4ページです。将棋を指せる方にも一度読んでいただきたいと思います。この盤が何を許し、何を許さないかが書いてあるからです。
要点はこうです。自分の指す手はすべて王手でなければなりません。盤の下にある持ち駒は、空いているマスに打てます。玉方は残りの駒をすべて持っていて、合駒に使えます。打ち歩詰めと二歩は反則で、敵陣の3段目までに入った駒は成ることができます。操作は、駒をタップしてから行き先をタップするだけです。
将棋をまったく知らない方にとっては、この4ページは駒の動かし方の講座ではありません。3手詰で駒の動きを覚えていくこともできますが、しばらくは「その手は王手ではありません」と断られることが続くと思います。
ステップ2:3手詰から始める
「問題をとく」を押すと、難易度を選べます。かんたんは3手詰、ふつうは5手詰、むずかしいは7手詰、エキスパートは9手詰です。
道場に通っている方でも、最初は「かんたん」をおすすめします。3手詰は、このアプリの盤がどう応じるかを覚える場所で、それは短い問題のほうが早く覚えられます。上の難易度には、いつでも一度のタップで移れます。
ステップ3:自分が信じる王手を指す
本と違うのはここです。盤は王手しか受けつけませんが、王手であれば正解でも不正解でも指せます。間違いを止めてはくれません。
指すと、玉方が少し考えてから応じます。まだ詰む筋であれば、玉は精一杯粘ります。詰まない筋になった時点で、玉は逃げます。つまり間違った読みには赤いバツがつくのではなく、網から玉が抜け出していく様子が盤に現れます。実戦で起きることと同じです。
手数以内に詰まなければ失敗で、最初からやり直せます。やり直しは3回まで。使い切ったら、広告を見てやり直しの回数を回復することもできます。3回あれば足りることが多いと思います。失敗そのものが、玉がどこから逃げたかを見せてくれるからです。
ステップ4:ヒントは、指す手を残して使う
一手で詰まっているのと、問題全体で詰まっているのとは違います。前者なら「ヒント」を押してください。動かすべき駒と、行き先のマスが光ります。指すのはあくまで自分です。
ヒントは最初に10個あります。今日の一問を解くたびに1つ増えるので、少しだけ考えて使う価値があります。3手詰の最後の一手にヒントを使っても、得るものはあまりありません。7手詰の初手に、本気で考えたあとで使うと、思いつかなかった筋が見えることがよくあります。
ステップ5:今日の一問を解く
ホーム画面には「今日の一問」のカードがあります。毎日、世界中で同じ1問が出題されます。日付は協定世界時(UTC)で数えるので、日本では午前0時ではなく、朝9時に新しい問題に切り替わります。
今日の一問の難易度は、かんたん・ふつう・むずかしいの中から自動で選ばれます。エキスパートは出ません。みんなで解く1問が、1時間かかっては困るからです。解くと連続日数が伸び、ホーム画面に直近7日の記録が並びます。ヒントも1つ増えます。
ステップ6:盤を自分好みに整える
設定には、初日に見ておくとよい項目がいくつかあります。
駒の表記。 二文字(歩兵)か一文字(歩)を選べます。駒を覚えている途中なら二文字のほうが間違えにくく、慣れてきたら、本や実際の駒と同じ一文字が落ち着くと思います。
動ける場所を表示。 オンにすると、選んだ駒が動けるマスや打てるマスに印がつきます。初心者には助けになります。盤を自分で読むことも練習のうちなので、慣れた方はオフを好むかもしれません。
成るか確認する。 成りと不成のどちらも指せるときに、アプリが確認してくれます。オフにすると常に成ります。詰将棋では不成が鍵になることがあるので、私はオンのままをおすすめします。
テーマはライト・ダーク、または端末の設定に合わせることもできます。
最初の1週間の目安
スタッツの画面では、難易度ごとにクリア数・最速タイム・平均タイムが見られます。最初の1週間は数字が控えめでも問題ありません。今日の一問を毎日続け、かんたんを何問か足せれば、いい1週間だと思います。
途中で中断した問題はアプリが覚えていて、「つづきから」で同じ局面に戻れます。
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最初の1問が終わったら、Shogi365 と他の選択肢の比較、毎日の使い方のヒント、どんな人のためのアプリ?もどうぞ。関連記事はShogi365 タグにまとめてあります。
今日の一問は、世界中の誰もが同じ局面を見ています。
