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ナンプレのルール:はじめての人が知っておくこと

OBARA HirokiOBARA Hiroki · DeveloperSudoku365使い方
ナンプレのルール:はじめての人が知っておくこと

ナンプレ(数独)は、9×9のマスに数字を入れていくパズルです。新聞や雑誌、本屋さんのパズル誌の棚でよく見かけます。紙と鉛筆があれば遊べて、計算も知識も要りません。

この記事は、はじめてナンプレを遊ぶ人に向けて、ルールと、ルールでよく誤解される点、最初の1問の進め方をまとめたものです。

ルール

ルールは次の3つです。

  1. 9×9のマスの空いている所に、1から9の数字を1つずつ入れる
  2. どの横の行にも、どの縦の列にも、太い線で囲まれたどの3×3のブロックにも、同じ数字は1回しか入らない
  3. 最初から入っている数字は動かさない

これで全部です。行には9マス、列にも9マス、ブロックにも9マスあり、数字も1から9の9種類です。「同じ数字が1回しか入らない」ということは、言いかえると「1から9が必ず1つずつ入る」ということになります。

盤面の呼び方

解き方の説明を読むときのために、呼び方をそろえておきます。

  • 行:横の並び。上から1行目、2行目と数えます
  • 列:縦の並び。左から1列目、2列目と数えます
  • ブロック:太い線で区切られた3×3の9マス。盤面に9つあります
  • 手がかり:最初から入っている数字。ヒント数字と呼ぶこともあります
  • 候補:あるマスに入る可能性のある数字

1つのマスは、必ず1つの行、1つの列、1つのブロックに同時に属しています。マスに数字を入れるときは、この3つを同時に見ることになります。

よくある誤解

計算をするパズルではありません。 数字を使っていますが、たし算もかけ算も出てきません。1から9は、9種類の記号として使われているだけです。9種類の色や絵でも、まったく同じパズルが作れます。数字が苦手な人でも遊べるのはこのためです。ちなみに、どの行も列もブロックも、数字を全部たすと45になります。ただ、これは1から9が1つずつ入った結果で、解くときに使う必要はありません。

斜めの線にはルールがありません。 ふつうのナンプレでは、対角線の上に同じ数字が並んでもかまいません。斜めにも1から9を入れる「対角線ナンプレ」のような変わり種もありますが、それは別のルールのパズルです。問題の説明に書かれていなければ、斜めは気にしなくて大丈夫です。

ブロックの中で数字の並び順に決まりはありません。 1から9が入っていれば、どの位置にどの数字があってもかまいません。

運や勘で解くパズルではありません。 よくできた問題は、答えが1つだけになるように作られています。つまり、どのマスも、まわりの数字から理由をもって決まるはずです。分からないときに当てずっぽうで入れる必要はありません。

ルールを1つの行で確かめる

いちばん簡単な場面を、自作の例で見てみます。「・」は空いているマスです。

3 7 ・ | 9 1 4 | 6 2 8

この行には、1から9のうち 5 だけがありません。だから空いているマスは 5 です。

ナンプレの解き方は、すべてこの考え方の延長にあります。行、列、ブロックのどれかで、入らない数字を消していき、残りが1つになったらそこに入れる。実際の問題では、行・列・ブロックの3つの情報を組み合わせて、1つに絞り込みます。

名前の由来

このパズルの原型は、1979年にアメリカのパズル雑誌(Dell社)に「Number Place」という名前で載ったものとされています。作者はハワード・ガーンズという人だと考えられています。

日本では、パズル制作会社のニコリが1984年に紹介し、「数字は独身に限る」という名前をつけました。それを縮めたのが「数独」です。「数独」はニコリの登録商標なので、ほかの出版社の雑誌や本では、元の名前を縮めた「ナンバープレース」「ナンプレ」と呼ばれることが多くなっています。英語圏では「Sudoku」の名前で、2004年ごろからイギリスの新聞に載るようになって広まりました(Wikipedia「数独」)。

日本で名前がついたパズルが、ローマ字のまま世界で呼ばれている。これは少しおもしろいことだと思います。

最初の1問の進め方

はじめての1問は、いちばんやさしい難易度を選ぶのがよいと思います。やさしい問題は、メモを書かなくても決まるマスが次々に見つかるからです。

進め方の目安です。

  1. 手がかりの中でよく出ている数字を1つ選ぶ
  2. その数字がまだ入っていないブロックを1つ選ぶ
  3. 同じ行と同じ列にその数字がある所を消していき、ブロックの中で入れるマスが1つになったら入れる

紙で解くなら、鉛筆と消しゴムを用意しておくと安心です。止まったときは、まだ見ていない数字やブロックがないかを確かめます。もう少し先の手筋は、ナンプレ(数独)の解き方:初心者が最初に覚える基本の手筋に、覚える順番で書きました。

Sudoku365 で遊ぶなら

Sudoku365 は、私が作っているナンプレのアプリです。iPhone、iPad、Android で遊べます。「かんたん」「ふつう」「むずかしい」「エキスパート」の4つの難易度に300問ずつ、計1200問が入っています。

ホームの「遊び方」には、この記事のルールを4ページにまとめた説明があります。1から9で空欄を埋めること、行、列、3×3ブロックのそれぞれに1から9が1回ずつ入ること、の4つです。

ゲーム中にマスを選ぶと、そのマスと同じ行・列・ブロックと、同じ数字のマスがハイライトされます。ルールの「3つを同時に見る」が、画面の上でそのまま見える形です。設定の「間違えた数字を表示」(初期はオン)では、ルールに合わない数字を入れるとすぐに分かり、ミスとして数えられます。ミスが3回でゲームオーバーです。

はじめての方には「かんたん」をおすすめします。収録している「かんたん」の300問は、メモを書かずに、行・列・ブロックから入らない数字を消していく考え方だけで最後まで解けることを、ソルバーで確かめてあります。1200問はどれも、答えが1つだけに決まることも確かめてあります。

アプリは無料で、広告が入ります。「広告を削除」の買い切り(300円)で広告を消せます。アプリの始め方はSudoku365 の始め方に、毎日の続け方はSudoku365 活用のヒントに書きました。

ナンプレのルールは3行で終わりますが、その3行だけで、1問ごとにちがう筋道が生まれます。最初は1つの数字、1つのブロックから始めてみてください。

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