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あいうえおのアプリはどんな人のため?幼児から日本語学習者まで

OBARA HirokiOBARA Hiroki · DeveloperStudyX Japanese Letters Tableエッセイ
あいうえおのアプリはどんな人のため?幼児から日本語学習者まで

あいうえおのアプリは、あえてシンプルに作ったアプリです。タップすると1文字ずつ音が流れる五十音表、ききとりあそび、そして iPad では表の下の書くスペース。シンプルな道具は多くの人の役に立ちますが、特にぴったりの方がいます。この記事では、特に合う 3 つの使い手と、正直に「向いていない方」についてもお話しします。

はじめて文字にふれる幼児

文字をタップすると、音が返ってくる。この仕組みには、読む力も説明も必要ありません。まだ文字がまったく読めないお子さまでも、アプリ全体をひとりで操作できます。広告・アプリ内課金・データ収集がないので、iPhone や iPad をそのまま渡しても安心です。買い切りのアプリなので、お金のことはダウンロードのときに一度決めれば済みます。

いちばん小さな使い手には、ひらがなモードが定位置になるでしょう。ひらがなは最初に学ぶ文字ですし、表の並びは、のちに学校で出会う五十音表と同じです。書くことに興味が向いてきたら、iPad の表の下にある白い書くスペースが「はじめての書く練習」の場所になります。指でも Apple Pencil でも書けます。なぞるお手本はないので、表の字を見ながら書きます。iPhone では表だけが表示されます。濁音・半濁音・拗音まで入った表なので、実際のことばに興味が広がっても、文字が足りなくなることはありません。

海外で子育てをするバイリンガル家庭

家の中には日本語があるけれど、一歩外に出れば別の言語。そんな環境では、日本語にふれる時間の一分一秒が貴重で、その多くを保護者ひとりが支えていることも少なくありません。このアプリは、とても実際的なかたちでお手伝いします。お子さまが知りたいと思ったその瞬間に、その字の音をいつでも聞けるのです。夕食の準備で手が離せないときも、表が代わりに読み上げ役を務めてくれます。

現地の言語でアルファベットに親しんでいるお子さまには、ローマ字モードが「知っている文字」から「これから出会う文字」への橋渡しになります。おうちで耳にしていることばと表の文字をつなぐには、ことばの音を1文字ずつ聞いて文字を順にタップする、ききとりあそびも役立つでしょう。壁に貼るあいうえおポスターで育った方も多いはず。これは、持ち歩けて声の出る、あのポスターです。

日本語を学び始めた学習者

中高生や大人の学習者にとっても、かなは日本語学習の最初の一歩です。ローマ字(大文字/小文字)モードなら初日から表が読めますし、全文字に音声が付いているので、つづりから発音を推測するのではなく、音を聞いて学べます。変なクセがつく前に、音から入れるのは大きな利点です。画面の文字は日本語だけですが、ボタンはわずかです。

ひらがなに慣れたら、表示モードを切り替えるだけで、同じ並びのままカタカナに進めます。新しく覚える音はゼロです。仕上げの自己チェックには、ききとりあそびをどうぞ。聞こえた音の文字を順にタップできたなら、音と文字は本当につながっています。

向いていない方も、正直に

このアプリは文法や語彙、漢字、書き順は教えませんし、日本語の総合コースでもありません。かなをすでに卒業した方には、出番がないと思います。このアプリの仕事はひとつだけ。定番の五十音表を、音の出る楽しいものにすること。教室や他の教材のとなりに、静かに置いておける距離感のアプリです。

上の 3 つの姿にご家庭が重なったら、あいうえおのアプリの始め方で最初の使い方を、あいうえおのアプリ活用アイデアで日々の取り入れ方をご覧ください。ほかの覚え方との違いはあいうえおのアプリと他の覚え方の比較でご紹介しています。関連記事は aiueo タグにまとめています。

ご家庭の学び手が 2 歳でも 40 歳でも、最初の一歩は同じです。表を開いて、文字をタップして、耳をすませてみてください。

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