スマもじはどんな人のためのアプリ?

ひらがなから筆記体のアルファベットまで、1万文字以上を収録したアプリはめずらしい存在です。だからこそ、「結局、誰のためのアプリなの?」という疑問はもっともだと思います。正直にお答えすると、スマもじは学ぶ人と一緒に成長するように設計したアプリで、学びの段階が異なるいくつもの方々を想定しています。開発中に思い浮かべていた顔ぶれを、順番にご紹介します。
はじめて文字に出会うお子さま
スマもじのルーツは、モンテッソーリの砂文字板です。これはもともと、「はじめて文字の形に出会う瞬間」のために作られた教具でした。最初の1文字がひらがなでも、カタカナでも、アルファベットの A でも、必要な要素は同じです。はっきりしたお手本、一画ずつのアニメーションガイド、そしてリアルタイム採点によるすぐのフィードバック。
この時期のお子さまには、特に2つの点が役立ちます。ひとつは、母音・子音・数字を区別するモンテッソーリ式の色分け表示。文字の形と音のつながりを自然に育ててくれます。もうひとつは、ガイドと採点が「直してくれる役」を担うので、ひとりで練習を進められること。毎回そばに付き添う必要はありません。最初の1回だけ隣で一緒に始めてあげるのは、素敵なスタートの切り方だと思います。
漢字学習に取り組む小学生
小学校では新しい漢字が次々にやってきます。そして書き順は、間違えやすく、一度癖がつくと直しにくい部分です。スマもじは常用漢字と人名用漢字を含む日本語漢字を収録し、すべてに書き順アニメーションが付いているので、今週習う漢字の正しい順番を確かめながら、その場でフィードバックを受けて練習できます。今週の漢字や語句を単語リストに保存しておくと、練習の整理にも役立ちます。
日本語を学ぶ海外の学習者
大人になってから日本語を学んでいる方なら、こんなギャップに心当たりがあるかもしれません。読解や語彙のアプリはたくさんあるのに、手書きだけはプリント頼み。スマもじは、手書きを主役に据えたアプリです。ガイド付きでかなや漢字をなぞる練習は、正しい書き順の習慣を作り、文字を覚えやすく、書くことを自然にしてくれます。学びたい文字が中国語の簡体字・繁体字や韓国漢字(Hanja)でも、同じように練習できます。
字をもっと美しく書きたい大人
スマもじを使うのは、新しい文字を学ぶ人だけではありません。いま書いている字を、もっと整った美しい字にしたい。そんな方にも向いています。かなや漢字に加えて、アルファベットは活字体と筆記体の両方を収録。「なぞって、採点を見る」というループは、新しい文字の習得と同じくらい、見慣れた文字の磨き直しにも効果を発揮します。ペン字練習は静かで、繰り返しが多く、そして不思議と心地よいものです。1日数分の集中した練習から始めるのがおすすめです。
モンテッソーリ教育のご家庭
すでにモンテッソーリの教具を取り入れているご家庭なら、スマもじの精神はすぐに馴染むはずです。手で学ぶこと、自分のペースで繰り返すこと、伝統の色分け。実物の教具を置き換えるのではなく、補うアプリとして作りました。木の板のセットに収録できるのが 26 文字程度なのに対し、スマもじは同じアプローチを1万文字以上に広げています。日本語・中国語・韓国語の読み書きを見据えた子育てをしているご家庭には、この差が大きな意味を持ちます。この考え方についてはなぜスマもじを作ったのかで詳しくお話ししています。
iPad と Apple Pencil をお持ちのすべての方
最後に、もっとシンプルな答えもあります。iPad と Apple Pencil を持っていて、「もっと活用したい」と思っている方です。Apple Pencil の出番がたまの PDF への書き込みだけになっているなら、手書き練習はいちばん自然な活用先のひとつです。スマもじはこの組み合わせのために作られており、ペンでなぞる練習は、紙に書くという本来の行為に限りなく近い感覚で続けられます。
あなたの始めどころ
どのタイプに当てはまった方も、最初の一歩は同じです。1文字を、丁寧になぞること。スマもじの始め方で最初のセッションの流れを、スマもじ活用のヒントで習慣づくりのアイデアをご紹介しています。関連記事は smartpaper タグからどうぞ。
ここまでのどれかに心当たりがあった方は、App Store からスマもじをダウンロードして、今日の1文字をなぞってみてください。
