← StudyX Devlog

BrainDojoきっずを毎日つづけるためのヒント

HiroHiro · Game Designer @ StudyXBrainDojo Kids使い方
BrainDojoきっずを毎日つづけるためのヒント

BrainDojoきっずの操作は、とてもかんたんです。開いて、おすすめの3つを遊んで、置く。ただ、その流れを実際の一日に、実際の3歳児と組み合わせるとなると、少しコツがあります。習慣になるか、2回開いて終わるかは、そのあたりで決まります。ここでは、友人に聞かれたらお伝えしているようなことをまとめました。ルールではなく、提案として読んでください。

「もっとやりたい」で終わらせる

いちばんお伝えしたいのに、いちばん納得しにくいのがこれです。お子さまがまだ続けたそうにしているうちに、終わりにしてください。

「きょうのトレーニング」のおすすめは1日3つ。終わったら、そこでおしまいにします。少し物足りない気持ちで終わった子どもは、あしたも「やりたい」と言います。飽きるまで遊んだ子どもは、「このアプリはやり尽くした」と学びます。日曜に40分より、毎日の夕食前に3つのほうが、ずっと強い習慣になります。

まずは指、ペンはそのあとで

3〜4歳には、指がいちばん合っています。持ち替えるものがなく、落とすものもなく、線は手にしっかりついてきます。

ペンが役に立ちはじめるのは、5〜6歳ごろ、紙に書くことが視野に入ってからです。「持ち方」というもうひとつの技術が加わり、鉛筆への橋渡しになります。急ぐ必要はありません。慣れないペンと格闘している時間に練習されているのは、手書きではなく、いらだちのほうです。

きょうだいは、必ずプレイヤーを分ける

お子さまが2人いるなら、下の子がまだほとんど参加していなくても、プレイヤーは2つ作ってください。クリア状況、ベストスコア、スタンプ、学習レポートは、すべてプレイヤーごとに保存されます。1つを共用すると、ひとりのスタンプカレンダーに2人ぶんの日が混ざり、記録としての意味がなくなってしまいます。

けんかの種がひとつ減る、という効果もあります。スタンプは、その子のものです。

すごろくは、一日の終わりに

ひとりで進めるコースと、すごろくは、役割が違います。合う時間帯も違います。

コースは、静かなすきまの時間に向いています。夕食前、待ち時間、お風呂あがりの10分。すごろくは、人がそろっていて、そのあと予定がない時間に向いています。夕食後、雨の日曜日、長い電車移動。2〜4人で1台、盤面は毎回変わります。平日は短めのゲーム、長いコースは週末に取っておくのがおすすめです。

画面の、向かい側にすわる

対面バトルをするときは、後ろからのぞきこむのではなく、実際に端末の反対側にすわってみてください。ミニゲームはそのために作られています。4歳の子が保護者とタブレットをはさんで競うのは、見守られながら遊ぶのとは、まったく別の体験です。

わざと負けなくても大丈夫です。かずかぞえや記憶のゲームは、思っているよりいい勝負になります。

じぶんフォントは、半年に一度

じぶんフォントは、機能というより行事として扱う価値があります。五十音表を埋めて保存し、しばらくアプリの文字をお子さまの手書きにしておく。そして半年ほどたったら、もう一度やってみてください。

保存されるたびに日付と年齢が一緒に残るので、手元にたまっていくのは連続したスナップショットです。4歳のときはこう書いていた、同じ表を5歳で書くとこうなる。誕生日や新学期に合わせると忘れにくく、あとから見返したくなるものになります。

おてがみとさくぶんは、本当の相手に

手書きのツールは、受け取る人が実在するときに、いちばん力を発揮します。

おてがみは、祖父母へのお礼に。マスに1文字ずつ書いて、画像として保存して送れます。さくぶんは、もう少し長い話をしたくなったときに。誰かに届く文章は、練習問題よりずっと丁寧な字を引き出します。そして練習は、どちらにしても進みます。

レポートは「時間」ではなく「文字数」で見る

学習レポートには、書いた文字数の推移が表示されます。見るべきはこの数字です。

アプリの利用時間は、実はほとんど何も表していません。それでいて、保護者がいちばん不安になりやすい数字でもあります。増えてほしかったのは、書いた文字数のほうです。毎日ではなく数週間おきに眺めてください。1か月の形には意味がありますが、静かだった火曜日1日には、たいした意味はありません。

時間の上限は、けんかになる前に

利用時間の上限は、うまくいっているうちに、早めに設定しておいてください。荒れた夜のあとに設定すると、それは罰のように見えてしまいます。上限をこえるとアプリが自分でロックするので、線を引くのはアプリで、保護者ではありません。保護者向け設定はペアレンタルゲートの内側なので、お子さまがこっそり延長することもできません。

次に読むなら

これから始める方はBrainDojoきっずの始め方から。こうした習慣の背景にある設計の考え方は作った理由で、想定している使い手はどんな人のためのアプリ?でご紹介しています。関連記事はBrainDojo Kids タグからどうぞ。

まずはどれかひとつ、今週試してみてください。「夕食前に3つ」から始めるのがおすすめです。

Download on the App Store