キンダーペイントの始め方:お子さまとの初めてのお絵かきセッション

小さなお子さまに初めてお絵かきアプリを渡すとき、親子どちらにとっても「かんたん」であってほしい。キンダーペイント(Kinder Paint)は、その瞬間に向いたアプリです。広告なしで、2〜6歳のこどもがひとりで描いて、塗って、創作できます。この記事では、アプリの概要と、初めてのお絵かきセッションの進め方、キャンバスやブラシの選び方をご紹介します。
キンダーペイントとは?
キンダーペイントは、iPhone / iPad で使える 2〜6歳向けのお絵かきアプリです。私が自分の3歳のこどものために作ったのが始まりで、AMI モンテッソーリ教師の監修のもと、「安全・快適・表現力」の3つの柱を大切に開発しました。
初めてのセッションに向いている理由は、次の3つです。
- 広告なし・アカウント不要:登録作業もなく、お絵かきの途中で何かに邪魔されることもありません。
- お絵かきはオフラインで:インストールすれば、お絵かきにインターネット接続はいりません。接続が必要なのは Pro の購入と購入の復元だけです。
- とてもシンプルな操作:大人の手助けがなくても、こどもがひとりで使えるように設計されています。
こうした設計が他のお絵かきの方法とどう違うかは、他の方法との比較にまとめています。
始める前に
お子さまの個性はそれぞれなので、ここからの内容は「ルール」ではなく「提案」として読んでいただければと思います。ひとつのアイデアは、最初の数分だけ一緒に画面をのぞくこと。アプリを開いて隣で一緒に触ってみて、お子さまが慣れてきたら、そっと一歩引いてみてください。ひとりで使えるように設計されているので、その後は「見守るだけ」で十分です。
キャンバスを選ぶ
キンダーペイントには、デッサン・ペイント・スケッチ・マンガ・ドットの5つのキャンバスがあります。自由なお絵かきからピクセル風のドット絵まで、それぞれ違った表現を楽しめます。デッサン・ペイント・スケッチは無料で、マンガとドットはサブスクリプション「Kinder Paint Pro」の機能です(くわしくは後半で説明します)。
初めてのセッションでは、お子さまが目を留めたキャンバスをそのまま選んでもらうのがおすすめです。どれを選んでも間違いはなく、キャンバスは「課題」ではなく「出発点」です。大きくのびのび描くのが好きな子はペイントキャンバスを、細かくコツコツ置いていくのが好きな子はドット絵を気に入るかもしれません。慣れてきたら、キャンバスを日替わりで試してみるのも、飽きずに楽しむ工夫のひとつです。
ペンを手に取る
ペンは、イラストペン・クレヨン・ボールペン・鉛筆・万年筆・水彩ペンの6種類で、ほかに消しゴムがあります。カラーパレットは3種類・全48色を収録しています。ペンは本物らしい描き味を目指して作っているので、紙の上で親しんだ画材に近い線が画面に現れます。Apple Pencil を使うと、多くのペンは筆圧で線の太さや濃さが変わります。
まずはひとつのペンだけで自由に描いてみて、次のペンに持ち替えて線の違いを見つける。そんな遊び方も、それだけで立派なひとつのセッションになります。
「助けすぎない」シンプルな道具たち
ペンのほかに、4種類の図形ツール(直線・丸・四角・三角)、ワンタップ塗りつぶし、取り消しがあります。広い面もワンタップで塗れるので、根気のいる塗り作業でつまずくことなく、描きたいものそのものに集中できます。
ペイントアカデミーについて
少しガイドがあるほうが楽しめるお子さまには、なぞり描きレッスン「ペイントアカデミー」があります。「きかがくずけい」「はっぱのかたち」「どうぶつ」「えもじ」のレッスンが一画ずつ小さな手を導き、「じぶんの」では写真からなぞり用の線画を作れます。ペイントアカデミーは Kinder Paint Pro の機能ですが、無料でも「おためし」ができます。利用は完全に任意で、自由なお絵かきはいつでもできます。活用のアイデアはキンダーペイント活用のヒントでご紹介しています。
無料プランと Kinder Paint Pro
キンダーペイントに広告はありませんが、すべてが無料というわけではありません。デッサン・ペイント・スケッチのキャンバス、すべてのペン、図形ツール、塗りつぶしは無料で、無料プランではキャンバスを3枚まで保存できます。サブスクリプション「Kinder Paint Pro」は日本の App Store で月額600円または年額3,000円です。マンガとドットのキャンバス、ペイントアカデミーのすべてのレッスン、キャンバスの無制限作成が使えるようになります。初めてのセッションなら、無料プランで十分だと思います。
作品を残す
描き上がった作品は、カメラロールにすぐ保存できます。初めてのセッションの1枚も、消えてしまうことはありません。小さいころの作品をあとから家族で見返すのも楽しいものなので、初日から保存しておくことをおすすめします。
次に読む
ご家庭に合うかどうか気になる方は、キンダーペイントはどんな子ども・家庭に向いている?をご覧ください。アプリに関する記事はキンダーペイントのタグページにまとまっています。
App Store でキンダーペイントをダウンロードして、キャンバスを開いたら、あとはお子さまにおまかせです。
