Shogi365を毎日使うためのヒント

Shogi365の操作は単純です。難易度を選び、玉が詰むまで王手を指す。それが将棋の力になるかどうかは、1問の前後の数分をどう使うかで決まります。友人に伝えるなら、こんなことを話すと思います。決まりではなく、提案として読んでください。
初手を指す前に、最後まで読む
この盤はどんな王手でも指させてくれます。それが誘惑でもあります。とりあえず指してみて、玉方の応じ方を見る。それでも学べることはありますが、思っているほどではありません。
かわりに、駒に触る前に、玉方の最善の応手も含めて手順を最後まで頭の中で読んでみてください。それから指します。玉が逃げたら、自分の読みのどこが違ったかがはっきり分かります。3手詰なら数秒のことです。7手詰では、それが練習のすべてになります。
まず玉の逃げ道を数える
王手を探す前に、玉を見ます。どのマスに逃げられて、どのマスがすでに利いているか。詰将棋で最も古い助言ですが、今でも効きます。
Shogi365 の問題は、盤上と持ち駒のすべての駒が必要なように作ってあります。飾りの駒はひとつもありません。ですから、自分の構想の中で働いていない駒があれば、その構想はおそらく正解ではありません。それぞれの駒がなぜそこにあるのかを考えると、初手への近道になることがよくあります。
失敗に教えてもらう
手数以内に詰まなければ失敗となり、最初から3回までやり直せます。私は、失敗した1回こそが、その問題でいちばん役に立つ部分だと考えています。
玉がどこへ逃げるかを見てください。玉方は、詰む筋が続いているあいだは粘り、詰まなくなったところで逃げます。逃げ出した瞬間が、読みが崩れた一手の目印です。やり直すときは、最初からではなく、その一手から考え直します。
ヒントは初手に使う
ヒントは最初に10個あり、今日の一問を解くたびに1つ増えます。着実ですが多くはない量なので、どこで使うかを少し考える価値があります。
ヒントは駒とマスを光らせ、指すのは自分です。長手数の初手なら、その一つの情報で手順全体が開けることが多く、残りはまだ自分で探すことになります。3手詰の最後の一手にヒントを使っても、問題を終わらせてもらうだけです。一度本気で失敗してから、なるべく手順の早いところで使うのがよいと思います。
今日の一問は、別枠にしておく
今日の一問は世界共通で、UTC の午前0時、日本では朝9時に切り替わります。難易度は3手詰・5手詰・7手詰から自動で選ばれ、9手詰は出ません。
ほかの問題より先に今日の一問を解くのがおすすめです。1日の中の小さな決まった点になります。連続記録が伸び、あとで難しい問題に使いたくなるヒントも1つ手に入ります。そのあとに解く問題は、おまけです。
二文字か、一文字か
駒の表記は二文字(歩兵)と一文字(歩)から選べます。駒を覚えている途中なら、二文字のほうが間違いの種がひとつ減ります。慣れてきたら、本や雑誌の図面と同じ一文字のほうが盤が静かになります。切り替えは設定から。ほかには何も影響しません。
慣れたら「動ける場所を表示」をオフに
「動ける場所を表示」は、選んだ駒が行けるマスに印をつけます。初心者にはやさしい機能です。ただ、そのマスを自分で見つけることも詰将棋の一部で、打つ駒や桂馬では特にそうです。3手詰に慣れてきたら、1週間ほど印なしで解いてみてください。
「成るか確認する」はオンのままをおすすめします。成りも不成も指せるときにアプリが確認してくれます。オフだと常に成り、詰将棋では不成が鍵になることがあるからです。
平均タイムが下がったら、上の難易度へ
スタッツでは、難易度ごとにクリア数・最速タイム・平均タイムが見られます。見るなら平均タイムだと思います。ある難易度で平均が下がり、下がったまま安定してきたら、次に進む頃合いだと思います。
3手詰から5手詰への一段は、思ったより大きな段差です。玉方が粘れる余地が広がるからです。最初の何問かの「ふつう」が遅く感じるのは当たり前で、軽くすませたい日には「かんたん」がいつでも待っています。
にらめっこになる前にやめる
どれだけ見ても開けない問題もあります。ある時点を過ぎると、見つめ続けることは役に立たなくなります。中断した問題は保存され、「つづきから」で同じ局面に戻れます。食事のあとや翌朝に戻るほうが、あと10分にらむよりうまくいくことが多いと思います。
次に読むなら
まだ準備中の方は、まず始め方ガイドから。本や他のアプリとの違いはShogi365 と他の選択肢の比較に、想定している方々はどんな人のためのアプリ?に書きました。関連記事はShogi365 タグにまとめてあります。
今週は、どれかひとつを試してみてください。玉の逃げ道を数えるところから始めるのがいいと思います。
